6月8日、貝毒検査結果(第13報)で大阪府海岸の天然アサリの安全性が確認されたことをお伝えいたしましたが、6月16日に男里川河口(阪南市)で採取した天然アサリから、再び国の定める規制値(4マウスユニット/g)を超える麻痺性貝毒が検出されましたのでお知らせします。
内容としては、
安全性が確かめられるまでは、大阪府の海岸で採取された天然のアサリ等の二枚貝(一般には食べられていない天然のムラサキイガイやカキ等を含む)を食べないように!!
ただ、アサリは、大阪府では漁獲対象となっておらず市場には流通してないとのこと。
万一、症状が現れた場合は、速やかに医師の処置を!!
そもそも。。。
貝毒とは
- 主に二枚貝が、毒素を持った植物プランクトンを餌として食べることによって、体内に毒が蓄積した状態
- 症状により麻痺性貝毒と下痢性貝毒などに分類され、これらの毒成分は熱に強く、加熱調理しても毒性は弱くならない
- 症状は、食後30分で舌、唇などがしびれ、重症の場合、体が思うように動かなくなる。最悪の場合には、12 時間以内に呼吸困難などで死亡に至る場合がある
- 特に二枚貝とその捕食者であるイシガニ、トゲクリガニ(大阪湾には未生息)におこる
- 大阪府の海岸で採取可能な天然二枚貝は、アサリ、ムラサキイガイ、カキ等がある
- 一度毒化した貝でも、有毒プランクトンの発生していない海水中でしばらく生育することにより無毒になる
- 検査結果が3週連続して規制値以下となった場合に、貝の種類ごとに規制を解除される
現時点では、大阪府内で潮干狩りしても食べたら絶対ダメってことか。
気をつけましょう。。。。