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WAON POINTとWAONポイントは違います。
昔からあるWAONポイント
最近サービスを始めたWAON POINT
似たような名称を使用して混乱させてしまっているイオンは配慮が足らんやろって思う。
けれど、システム的に考えると、仕方のない面もある気がする。。。
どんな処理をしているか考えると、分かりにくいWAON POINTも理解できるんちゃうかな? と思って、勝手に想像してみた。
これがもし当たってたら、WAONのシステムは何となく分かったような気がするかな。
POSレジの処理は、①マネーのWAONの処理、②WAONポイントの処理の二つがワンセットで処理されている。
新たに、共通ポイントに対応するには、WAONカードのみで共通ポイントを処理する場合、WAON POINT会員の有無をチェックして、会員ならば①マネーのWAONの処理を行って、②WAONポイントの処理をスキップする必要がある。
WAON決済だけで、共通ポイントに対応するには、標準で行われている①と②の二つの処理がワンセットで行われている流れを、変更する必要がある。その方法として、WAON POINT会員とWAONカードを紐付けて、WAON POINT会員ならば、WAONポイントの処理を行わないようにする必要がある。
その割り込み処理を行うには、POSレジをWAON POINT会員と紐付いているかを確認できるように変更する必要がある。
WAON決済そのものをWAON POINTに対応させる方法もあると思うけど、大元のシステムを変更する必要になるし、WAON決済に対応している全てのPOSレジをいじる必要があって、時間も費用もかかるので現実的ではない。
現実的なのは、WAON POINT加盟店かつWAON決済対応可能店限定で、WAON POINT会員か否かをチェックして、会員の場合はWAONポイントをWAONカードに書き込まない処理を割り込ます方法だと思う。
古いシステムが新しいサービスを開始するにあたって、足を引っ張っている状況。
昔は、クラウドで管理するっていう考えが無かっただろうなあ。。。現在は通信環境は良好なのでローカルで管理させるより、クラウドで管理したほうが便利だと思う。何だか、felicaのシステムが古くなってしまった感じ。。。
WAONカードの、特にWAONポイントをWAON(マネー)にチャージする方法も、昔にクラウド管理の考えが無かった頃の方法だと思う。
WAONポイントは、WAONカード内で保管されていて、一応WAONとWAONポイントはサーバーでも情報は共有されているけど、それは破損や紛失時の対応の為が目的だと思う。
WAONにWAONポイントからチャージするには、カード内のWAONポイントをWAONステーション・ネットWAONステーションの装置を介して、同一カードのWAONにチャージさせる必要がある。
新たにサービスを開始するWAON POINTをWAONカードのWAONにチャージするには、一旦WAONカード内のWAONポイントに格納させた後、WAONにチャージする必要がある。現金・クレジット以外は直接WAONにチャージできない仕組み。
それを根本的に変えるには、WAONステーション・ネットWAONステーションの装置の根本的なところを変更する必要がある。特に実店舗に設置しているWAONステーションを全て改修するには時間も費用もかかって現実的でない。
手間暇かかるけど、現実的には、WAON POINTをカード内のWAONポイントに格納させる処理を追加する形がベスト。
ちなみに、同じ方式をとっている企業もあって、セブン&アイホールディングスのnanaco。
仮に、セブン&アイホールディングスが、共通ポイントサービスを開始するとなったら、WAONと同じ問題を抱えることになるだろうな。。。。
同じくfelicaな電子マネーのEdyは、ローカルなポイントシステムを装備してません。なので、楽天系列になってEdyが楽天ポイントに対応したときは、WAONみたいな分かりにくい状態にはなりませんでした。楽天ポイントはクラウドで管理されているので、電子マネーとポイントの分かりやすさは抜群です。ただ、楽天会員の手続きをネットで行う必要があって、それが難しいと思う人はいると思うけど。。。。
昔のシステムに引っ張られて、現在流行りの共通ポイントサービスに対応するのに大変なろうとは思ってなかっただろうな。。。。無理してでも共通ポイントに対応させたほうがメリットあるんやろな。。。