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大日本印刷（DNP）は、国内の電子マネーなどで普及しているFeliCa決済サービスと、VisaやMasterCard、JCBなどの国際ブランドが推奨する非接触決済ができるICカードを国内で初めて開発し、今春に販売を開始すると発表した。
情報源: 1枚で国内外の非接触IC決済が可能なカードを販売（DNP） « ペイメントナビ – カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト
大日本印刷は、felicaとTypeA/Bが共存できるICカードを開発し、今年の春から販売を開始するとのこと。
今までは、felicaチップを内蔵するとMasterCardやVISAの非接触ICを搭載できず、主に海外で普及している国際ブランドの非接触決済が使えませんでした。国内では非接触決済、海外では通常のスワイプもしくは差し込みタイプの接触決済にせざるを得ない状態でした。
例えば、Edy付き楽天カードで、今までは絶対に国際ブランドの非接触決済に対応できなかったことが、技術的に解決したことで、将来的には実現可能になると思われます。
また、Orico Card the POINT Cardは、QUICPayとiDの二つのfelicaタイプの非接触決済が搭載されていますが、これに加えて国際ブランドの非接触決済にも対応しようとすれば可能ということになります。ただ、3つの非接触決済を内蔵できるのかは分かりませんが。。。
海外では、セキュリティの不安があるので、可能ならば店員にカードを渡したくないので、かといって国内使用の利便性も損ないたくないので、felicaとTypeA/Bが共存できるICカードは、それを解決できる技術かと思います。
販売開始してすぐに、クレジットカード会社がそれに対応したカードを発行するのは考えにくいですが、オリンピック開催までにはチラホラと出てくるのは間違いないと思います。
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